2025.12.26
〜「自分を好きになれない」と感じるあなたへ〜
にじげん名古屋池下で実施した自立セミナーの中で、
「自分を肯定する」「自分を好きになる」というテーマを取り上げました。
その後、利用者さんから
「自分を好きになれない」
「自分に肯定感がない」
「柔軟性がなく、頑固で変われない」
という声をいただきました。
まず最初にお伝えしたいのは、
そう感じていること自体が、決して悪いことではないということです。
「自分を肯定する」と聞くと、
・もっと前向きにならなければいけない
・自分を好きにならなければいけない
と思ってしまう方も多いかもしれません。
ですが、私たちが大切にしている「自己肯定」とは、
無理に気持ちを変えることではありません。
元気が出ない日があってもいい。
自信が持てない時期があってもいい。
変われないと感じる自分がいてもいい。
それを「ダメだ」と決めつけないことが、最初の一歩です。

自分を肯定するために、最初にやってほしいことは、
「今の自分は、そう感じているんだな」と気づくことです。
年末になると、
「今年も何もできなかった」
「他の人と比べてしまう」
そんな気持ちになりやすくなります。
ですが、
今年をうまく終わらせる必要はありません。
「よく頑張った」と思えなくても、
「今日まで来た」それだけで十分です。
「自分は頑固で、柔軟性がない」と悩む方もいます。
しかしそれは、
・自分の考えを大切にしている
・簡単に流されない
・自分なりの基準を持っている
という強さでもあります。
短所だと思っていることが、
環境や役割が変わると長所になることもあります。
実は、自己肯定のために
自分を好きになる必要はありません。
好きになれなくても、
「ここにいていい」
「今日はこれでいい」
「今はこのままでいい」
そう思えることが、十分な肯定です。
自分を肯定するとは、
できる自分を認めることではなく、できない自分を否定しないことです。

年末年始は、
「来年こそは変わらなきゃ」
と自分に厳しくなりがちです。
でも、この時期は
自分を立て直す時間ではなく、休ませる時間です。
焦らなくて大丈夫です。
変わろうとしなくても大丈夫です。
自分を肯定することは、
一人で答えを出すものではありません。
にじげん名古屋池下では、
利用者さん一人ひとりのペースを大切にしながら、
安心して通える環境づくりを行っています。
「今の自分のままでいい」
そう思える時間を、これからも一緒に増やしていきましょう。
※本記事は、にじげん名古屋池下で行った自立支援セミナーの内容をもとに作成しています。